山下 光之さま

5日間ファスティング×2回の結果

体重 −11.1㎏( 82.8kg → 71.7kg )
体脂肪 −4.4%( 27.2% → 22.8% )
BMI −3.8( 28 → 24.2 )
内臓脂肪 −5( 14 → 9 )
ウェスト −9.5㎝( 97cm → 87.5cm )

内側からリセットされ、新しい身体に生まれ変わる

苦痛だった減量をしていた頃に出会いたかった!

―― 山下さんは元プロボクサーでいらっしゃるので、現役時代は過酷な減量をなさっていたのですよね?

山下 そうなんです。短期間で一気に落とすので、食事はもとより水1滴でさえ我慢する、常に食の欲求と戦う過酷なものでした。試合の度に何度も繰り返す減量は身体を酷使する、今思うと身体に良いことのない減量法ですよね。

―― ファスティングを体験して、いかがでしたか?

山下 とても身体が楽で、食の欲求と葛藤することもなく、ダイエット期間だ!と気負うことなく、普通に日常生活を送りながらできました。過酷な減量を体験していたから乗り越えられた、と思われたら残念ですが……。どんな方でも気軽に、失敗せずにできるダイエットだと思います。断食や減量といった感覚はまったくなかったですし、ファスティングドリンクと毎日2リットルの水で身体がデトックスされ、無理せず健康的にダイエットできました。現役時代にファスティングに出会いたかった!(笑)。

夜中にビールと肉を食べる生活が一変!

―― 2回の5日間ファスティングで、劇的に変わりましたよね。筋肉質な身体だったり、ダイエットに対してポテンシャルが高い身体だったとしても、最高の結果だと思います。

山下 ありがとうございます。自己流ダイエットは苦しい思い出があってか、なかなかできずにいたところ、ファスティングに出会ってダイエットを始めるきっかけを作ってもらえたと感謝しています。

―― ファスティング前は、かなり食生活が不規則だったそうですね?

山下 農業という食に関わる職業に携わっているにも関わらず、 お恥ずかしい話なのですが……。毎日、子どもを寝かしつけてからビールを2~3本飲むのがリフレッシュ法で、そのうち物足りなくなって肉を食べるようになっていったという、絵に描いたような悪循環。それは太りますよね。おまけに、歩いて5分の畑にも車で行くような生活でしたから、身体に良いわけがありません。

―― 生活習慣が劇的に変わったようですね。

山下 身体が軽くなって、毎日40分歩くのが習慣になりましたし、もちろん夜の暴飲暴食もなくなりました。ファスティング中に毎日飲んでいた2リットルの水も、習慣となっていますし、健康的な行動が自然とできています。

五感が冴えて世界が変わった感覚

―― ファスティングを体験すると、健康的な生活習慣が身に付くようになります。消化に費やされていたエネルギーが他に使われるようになるので、いろいろな感覚が研ぎすまされ、その充実感を身体が覚えていて、自然と健康的な生活を送る意識や行動につながっていくのでしょうね。

山下 ファスティング中、睡眠が深くなり体調がすごく良くなりました。そして、毎日見ているはずだった何気ない景色や音がとても美しく感じたり、水や空気が美味しいと感じたり、五感が研ぎすまされている状態でした。身体が健康になるとこんなにも景色が変わるのだと、あの心地良さを知ったら、確かに忘れられませんね。

―― そうなんです。ファスティングを一度体験された方は、さまざまな感覚から健康になっていることを実感できると感じて、継続される方も多くいらっしゃいます。

山下 それに、グラフで変化が見えるのもうれしいですし、モチベーションになります。感覚だけでなく、数値としても健康になっていると実感できましたから。

農業者として食について語る説得力が持てた

―― ファスティングでダイエットでき、健康的になっただけでなく、いろいろなものを手に入れたようですね。

山下 はい。一番の収穫は、生きて行く上で大切な根幹“食のありがたさ”を再認識できたことです。復食の際、お粥を口にしたときの衝撃と言ったら、言葉にならないほどの感動がありました。味はもちろん、身体がぽかぽかして、じわじわとパワーがみなぎっていく感覚。食べることは命を育み、命をつなぐものだと、強烈に実感した瞬間でした。

―― 食への意識が変わるのも、ファスティングの大きな効果です。質の良いものを選んで食べることが、きれいになった腸を保つために大事ですし、健康維持につながります。

山下 何を食べるかがすごく重要ですよね。質の良いものを選んで食べるようになって、食生活も変わっていきます。腸がきれいになると考えながら食べるのも、良い食生活を習慣づけるために効果があると思います。

―― 質の良いものを食べる。山下さんの作る野菜はまさに最適ですね。良いものを消費者のみなさんにお届けしたいという真心が感じられますし、本当に美味しいので、みなさんにおすすめしているうちに、サロンが八百屋さん状態になってしまいました(笑)。

山下 僕も、ファスティングを体験して、自分の作る野菜が美味しいと改めて実感しました(笑)。僕の野菜は春野の自然の恵みをいっぱい取り込んだ愛の結晶。もっと多くのみなさんに、質の良いものを食べることが健康につながる、「食を変えれば未来が変わる」ということを、知っていただきたいです。

―― とても素晴らしい言葉ですね!

山下 農業者として、自分の野菜のPRだけでなく、広く食について語っていきたいと思っていたので、ファスティングを通して、とても説得力のある体験ができたと思っています。日本人は満たされすぎていて、それが逆に健康を保つ障害になることがあると思うんです。将来の医療費を考えたら、今、健康的な生活にお金をかける方が安いですから。これからも食の大切さを伝えながら、ファスティングを継続していきたいです。そして、結婚式当時の体型に戻して、お気に入りだった「ペイトン」のスーツをもう一度着たいですね(笑)。

山下 光之

遠州の山里・春野町の野菜農家
笑顔畑の山ちゃんファーム 代表

静岡県浜松市天竜区春野町出身。東京農業大学 土壌学研究室卒。大学在学中にプロボクサーとなり、1年半で引退。24歳で実家の農家を継ぎ、「農業を通して、感動・喜び・笑顔の和をつなげる」を経営理念に、春野の恵みを一身に受けた本当に美味しい野菜を作りつつ、農業体験イベントや食の講演などを精力的に行っている。

現在、農業を通して、地元春野町を活性化させる。農業者として、食の大切さ、農業の楽しさを伝える。山ちゃんファームの野菜で、食卓を笑顔にする。という3つの使命を持って活動の場を広げている。

私生活では、長女・長男・次男の3人のお子さんの良きパパであり、ファスティングでダイエットに成功して「パパかっこいい!」と言われるようになったことが、毎日の励みになっている。